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<国産ブランド 知名度、飛躍の舞台>
(略)レノボは(略)05年には米IBMのパソコン部門を買収し、一時は世界第3位のパ
ソコンメーカーに躍り出た。だが、国内外での知名度はまだ高くはない。
「ブランドイメージを世界に広めるこれ以上ない舞台」。05年に中国系企業として初めて
TOPスポンサーになった狙いだ。五輪に2万台を超すパソコン機器を提供する。世界をめ
ぐる聖火リレーも協賛する。その契約費用は推定約8000万ドル(約88億円)。追加
支出はその数倍と言われる。
念頭にあるのは、サムスンの五輪戦略だ。中国で人気のサムスンも、かつては韓国国
内メーカーだった。ローカルスポンサーとして臨んだ88年ソウル五輪と86年アジア大
会で、総額30億ウォン(当時の為替レートで5億6000万円)以上を投じた。競技場
や選手村などを情報通信網でつなぎ、競技記録などを伝えた。その高い技術が世界
の目に触れ、同社のイメージも知名度も飛躍した。
(略)
さかのぼって東京五輪。「メード・イン・ジャパン」が世界に認められるきっかけとなった。
セイコーは東京五輪で初めてオフィシャルタイマー(公式計時)となった。02年のソル
トレークまで夏・冬計6回の五輪で大役を果たした。
「東京五輪の時は世界に知られていなかったので、国際的な認知度を上げる意味が
あった」(同社秘書広報部)
ソルトレークを最後に五輪からは撤退。最近は世界陸上や東京マラソンなどで協賛を続ける。
五輪の「発信力」はもう必要ないのか。 「公式計時になる機会ができたら、また検討します」
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