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★チベット暴動:「忍耐の限界」非暴力主義に反発の声 チベット人、犠牲者情報後押し
・中国チベット自治区で続く暴動に関連し、インド北部ダラムサラなどに亡命しているチベット人の
間で、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の「非暴力主義」に反発する声が上がり
始めている。亡命チベット人の間で広がる「死者は100人を超えた」という未確認情報も
そうした声を後押しする形となっている。中国当局の鎮圧行動が激化すれば、チベット亡命
政府が、世界各地に亡命しているチベット人らを制御できない事態に陥る危険性が高まっている。
「もう忍耐の限界だ」。ダラムサラで中国政府への抗議行動をしていた独立支持派「チベット
青年会議」のソナム・ダルジー議長が記者団に非暴力による闘争への強いいらだちを示した。
同議長は独立強硬派として知られ、若者を中心に支持を集めている。
AFP通信によると、ダルジー議長は「中国当局による大量虐殺を即時停止しなければ
ならない」と叫び、約1500人の支持者らとともに数百枚の中国国旗を地面に打ち付けた。
支持者らは「これまで何百万人ものチベット人が拷問を受けて死んだ。チベットから中国を
追い出すまで我々の戦いは続く」と応じ、大量のチベット旗をはためかした。
これに対し、ダライ・ラマ14世は16日の会見で、チベットの独立運動は「非暴力で達成
すべきだ」と改めて強調した。14世はこれまで、防衛や外交権を中国政府に譲り渡すことで
独立を達成しようと試みたが、中国から無視された。また、国連を含む国際社会の仲介も
ことごとく中国政府の拒否にあって失敗し、チベット人の若い世代には「亡命政府も国際社会も
事態の改善に役立っていない」とのいらだちがある。
今回の暴動はこうした思いを背景に、激しさを増している可能性があり、亡命政府は
世界中のチベット人に対し、改めて「暴力の放棄」を訴えるなど対応に苦慮している。
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