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・中国チベット自治区ラサで発生したチベット仏教僧らによる大規模な暴動を受け、中国の当局者らは
チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の支持者らとの「人民戦争」を戦うとの姿勢を強調した。
同暴動をめぐっては、数十人の死者が出ているとの情報もある。
ラサでは14日、けさをまとった者や独立を求めるスローガンを叫ぶ者が商店を破壊したり、銀行や
政府関連の建物を攻撃、警官に石や刃物を振りかざしたりして、大規模な暴動に発展した。
16日付のチベット・デーリー紙によると、中国政府当局者は15日の会合で「今回の乱闘や破壊、
略奪、放火の憂慮すべき出来事は、国内外の反動的な分離派勢力が慎重に計画したもので、
最終目的はチベットの独立だ」と指摘。「分離主義に反対し安定を守るため、人民戦争を戦う。
こうした勢力の悪意ある行為を暴き出し、ダライ派の醜い面を明るみにさらけ出す」としている。
住民らによると、ラサでは16日現在、鎮圧部隊が道路を管制した上で住宅を厳重に監視している。
今回の暴動について、中国は少なくとも10人の「罪の無い市民」が、主にデモ参加者の放火による
火事で死亡したと発表した。
これに対し、ラサとつながりの強い外部関係筋は、ロイターに対し、犠牲者はそれよりもはるかに
多いと指摘。暴動とその後の鎮圧行為での被害者の遺体を実際に目の当たりにしたという人物の
話として「ある遺体安置所だけでも67体あったそうだ」と語った。
一方、インド北部に拠点を置くチベット亡命政府は、中国当局との衝突で約30人が死亡したとしている。
中国政府は、外国メディアがチベットから自由に報道することを禁じており、実際の被害規模を確認
するのは難しい状況となっている。
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