08/03/16 19:57:16 0
>>1の続き
「これが重要である理由は、中国がオーストラリアをアジアで最も注目すべき重要な国と位置づけて
日本の影を薄め始めていることに日本は神経を尖らせているからだ。日本は日豪関係を非常に深刻
に受け止めている。恐らく我々が過小評価している1例だろうが、日本は関係性を重視している」と、
ホワイト教授は言う。
流暢に北京語を話すケビン・ラッド氏は日本人からすれば彼は親中国で、従って反日というイメージ
があるという。 「それは間違いだと思いますが、そういう認識が浸透しています」。
ラッド政権が日本を怒らせたのは今回の日本外しが初めてではない。2月にスティーブン・スミス外相
は中国の楊外相と共同記者会見を行い、オーストラリアは今後、日米印との4ヶ国安保会合に参加
しないと発表した。 日本、米国およびインドに相談することなく独断によるもので、しかも中国の外相
の面前での発表だったため、オーストラリアが中国の求めに応じて同会合から手を引いたという印象
を与えた。
ラッド政権はまた、日米との新3ヶ国戦略対話を受入れていない。新3ヶ国戦略対話はアレクサンダー
・ダウナー元豪外相とリチャード・アーミテージ元米国務副長官の発案によるものだ。
ラッド氏のスポークスマンは、両国間に緊張が生じた訳ではないとした上で、豪政府はできるだけ
早く日本訪問をするために調整を図っていると語った。 (以上)