08/03/16 19:14:13 UDsfcMmj0
>>103
良い政治家とは一部の声の大きなマイノリティの極端な言説に惑わされずに
大多数の普通の国民たちの声なき声を聞きとり、それに答えられる政治家だ。
極端な改革推進派から「何もやっていない」と批判され、改革否定派からは
「やりすぎだ」と批判されるぐらいが、普通の国民にとってはちょうど良く、
サヨクからは「軍国主義者、右翼」と罵られ右翼からは「左翼、売国奴」と
罵られる政治家こそが、中道を行く普通の国民の為の良き政治家と言える。
それに照らして考えれば小泉がなぜ多数の国民の支持を得ることができたか
は不思議なことでも何でもなく声なき声を聞ける政治家だったからとわかる。
反小泉の小泉批判の内容が常に両極端に分かれているのは小泉が声の大きな
両極端の連中に惑わされずにその中道を歩めたことの証左だろう。
安倍政権の一番の失敗は一部の声の大きな右寄りの支持者や敵である左側の
連中の言説に惑わされすぎて、その間に存在する多数の普通の国民のことを
忘れてしまっていたこと。
安倍タイプの政治家は福田タイプと組まなければ絶対に良い結果は出せない。
内閣に福田タイプの政治家が存在しなかったことが安倍政権の失敗と言える。
保守にとって安倍政権は最悪の結果をもたらし、福田の方が保守にとっては
良い状況を生み出しているという現実を冷静に分析しなければならない。
政治家は結果責任が問われる存在であり、どんなに立派なことを言おうとも
結果が逆に出ればそれは駄目な政治家であると判断するべきもの。
最高の状態から出発し最悪の状態で終わった安倍政権よりは、最悪の状態で
出発したがそれなりに巧くやってる福田の方が政治家としては上等と言える。