08/03/16 16:07:49 0
共同開発の対象海域などをめぐり日中両国の主張が対立する東シナ海のガス田問題について、
事務レベル協議の場で中国側が「問題決着を胡錦濤国家主席の訪日と結びつけたくない」と述べ、
胡主席訪日を理由とした譲歩は行わない考えを表明していることが15日、分かった。
日中両国は20日にも開催する次官級協議で決着を図る方向で最終調整に入っているが、
双方が納得できる妥結点を見いだせるかなお情勢は流動的だ。
中国側は、胡主席訪日を理由に決着を急いだ場合、それに間に合わせるために日本側に妥協したなどと、
国内から政権批判が沸き起きるリスクを嫌っているとみられる。
ガス田問題をめぐっては、昨年末の福田康夫首相と温家宝首相との日中首脳会談で、
早期の解決策を見いだすことで一致。
日本側は、4月にも予定される胡主席訪日時までの解決を目指す方針を表明してきた。
東シナ海の日中境界線については、日本側は日中の海岸線から等距離にある「中間線」を、
中国側は沖縄諸島のすぐ西側にまで広がる大陸棚の東端「沖縄トラフ」をそれぞれ主張し、
議論は平行線をたどってきた。
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