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★「慰安婦の無念知って」 学生らイベントで訴え
・平和活動に取り組む「平和(ぴょんふぁ)会」や沖縄国際大学の平和学ゼミの学生ら約30人が
15日、日本軍「慰安婦」問題を多くの人に知ってもらおうと、那覇市のパレットくもじ前広場で
イベントを開いた。韓国の「ナヌムの家」で暮らす「慰安婦」の被害女性たちの写真や女性たちが
書いた絵を掲げたほか、歌や劇を披露。被害女性の苦しみ、問題を語り継いでいく大切さ、米兵
などによる性暴力がなくならない現状を訴えた。
ナヌムの家に住む被害女性たちは高齢で、ことしに入って2人が立て続けに亡くなった。
2人は亡くなる前に「日本は謝ったの?」と話していたといい、交流のあった平和会のメンバーらが
その無念の思いを伝えようと企画した。
ナヌムの家で1年間ボランティアをした経験のある平和会の川満美幸さん(23)=沖国大4年=は
「慰安婦問題にはさまざまな見方や考えがあると思うが、無関心でいるのではなく、まずは知って
もらいたい。日本政府は事実は事実として認めてほしい」と強調した。
ナヌムの家・日本軍“慰安婦”歴史館研究員の村山一兵さん(27)は「慰安婦問題は今でも解決
されていないし、性暴力もなくならない。このことを若い人たちも忘れずに考えてほしい」と訴えた。
URLリンク(ryukyushimpo.jp)
※画像:手話を交えた歌を披露し、若者も「慰安婦」問題を考えようと訴える学生ら
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