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★チベット:ラサ暴動 五輪前、中国政府に打撃 新たな国際摩擦に
◇分離・独立、「記念日」狙い行動か
【北京・大谷麻由美】分離・独立運動がくすぶる中国西部、チベット自治区の区都ラサで14日、
チベット族による暴動が発生したことで「新中国成立以来、最大の国家イベント」とされる
北京五輪を8月に控えた胡錦濤指導部が大きなダメージを受けるのは必至だ。
また、北京では全国人民代表大会(全人代=国会)が開催中でもあり、今年の全人代で2期目に入る
胡錦濤指導部が今後、国内の安定にどのように対処していくか。国際社会は中国の人権問題と絡めながら、
監視を強めていくとみられ、新たな対中摩擦になる可能性もある。
胡錦濤政権は「調和の取れた社会」実現を国内外にアピールしてきた。これは地域格差の解消、安定した
国際環境を整えることにあるが、5月に予定される胡主席の訪日時にも、国際人権団体などの大規模な
抗議活動が展開されそうだ。
チベット自治区や隣接する青海省では、インド亡命中のチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世を
敬愛する住民が現在も多い。中国当局はチベットへの鉄道敷設などインフラ整備を進め、
「アメ」を与えるとともに、ダライ・ラマ14世の関係者と水面下の交渉も加速化し、懐柔策も取る一方、
分離・独立運動への取り締まりを強化するなど「ムチ」も同時に続け、チベット統治に自信を深めていた。
それだけに今回の暴動に大きな衝撃を受けているのは間違いない。(続く)
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