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スティーブン・スミス外相は、2隻の反捕鯨船がオーストラリアに無事帰還したことを歓迎したが、
「冷静かつ自制ある行動」の忠告が無視されたことに関しては落胆したと語った。
シーシェパード活動家たちとスティーブ・アーウィン号は南極海で約3ヶ月にわたって繰り広げた日本
捕鯨船の追跡を終え、メルボルンに戻ってきた。
スミス氏は、抗議活動家たちと捕鯨船側双方の行動を非難した上で、オーストラリア連邦警察と日本
の当局はそれを捜査していると語った。捕鯨船への乗り込みや化学薬品、粉末の投げ入れ、そして
日本の捕鯨船が使った警告投てき弾と呼ばれるもの等を事件として精査している。
オーストラリア政府は日本の捕鯨行為を国際司法裁判所か国際海事法廷のどちらかに提訴すること
を検討中であることを明かし、日本の捕鯨を監視するためにオーストラリア税関船を南極海に送り込
んだのは失敗だったとの批判の声に反駁した。
抗議活動家たちはオセアニック・バイキング号は捕鯨を止めさせることは何もしなかったと言う。
しかし、スミス氏は日本の捕鯨に関する国際的訴訟事件で用いられ得る証拠を集めたのだと言い、
そしてまた、拘束された2人の活動家を無事帰ってこさせたことを挙げた。
「オセアニック・バイキング号が居なければ出来なかったかもしれない。私たちは、バイキング号は
十分にその使命を果たしたと判断している」。
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豪国営ABC放送:
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