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融資・保証先1万3000社の43%が赤字・債務超過企業だった新銀行東京。そのズサン
経営には愕然だが、石原都知事の責任逃れで悪者にされているのが仁司泰正元代表(67
)だ。仁司氏は新銀行の初代代表。石原は「命預けます」と三顧の礼で迎え入れたのも
忘れ、「自動車のセールスのようにモノを売ればいい業務じゃない」と口汚く罵(のの
し)り、訴訟をチラつかせている。
責任転嫁も甚だしいが、実はこの仁司氏の評判も良くない。入行直前の肩書は「豊田
通商常勤監査役」と「トーメン特別顧問」。
「トヨタグループに在籍した最後の10年ほどは、子会社や関連会社を渡り歩いていまし
た。石原は、仁司氏を任命したのは前経団連会長の奥田碩トヨタ自動車取締役相談役の
推薦と言い張っているが、奥田氏は否定。実際、奥田氏から相談を持ち掛けられたトヨ
タの木下光男副社長が仁司氏を薦めたらしい。仁司氏は自分から手を挙げていたという
人もいます」(経済ジャーナリスト)
仁司氏は大阪市立大商学部卒業後、トヨタ自動車入社。経理・財務畑が長く、米国時
代にはGMとの合弁事業に携わっている。
93年に子会社の豊田工機の取締役に就任、99年には専務に昇格した。00年には、経営
難から豊田通商との経営統合が持ち上がっていたトーメンに副社長として送り込まれた
が、業績は好転せず、02年には取締役に降格。03年には豊田通商に転出し、監査役に納
まっていたところ、声が掛かった。
「この経歴から分かるように、第一線から外された人。緻密さが求められるトヨタグル
ープで、アバウトな仁司さんは異色だった。新銀行の内部調査報告書に仁司氏が朝礼で
ムチャクチャなハッパをかけていたことが出てきますが、そういう人です」(銀行関係
者)
石原がターゲットにするのに好都合だったわけである。
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