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西宮市と和解 視覚障害の女性「教育受ける権利侵害」と訴え
2008.3.14 11:41
兵庫県西宮市の市立中学に在学中、視覚障害に配慮した十分な指導が受けられずに
教育を受ける権利が侵害されたとして、同市内の作業所勤務、佐藤美登里さん(20)が
市に慰謝料など1200万円の損害賠償を求めた訴訟は14日、市が佐藤さんに
100万円を支払うことなどで神戸地裁(亀田廣美裁判長)で和解が成立した。
佐藤さんは平成12~15年、同中学の障害児学級に在学していたが、
就学前の指導段階で市側に十分な障害の把握をされず、入学後も弱視に配慮したライトや
書見台の常時使用をさせてもらえなかったとして、16年10月に提訴。地裁が和解を勧告していた。
和解条項には、市側が今後、弱視児童などの特別支援教育では保護者との
意見交換を密にして個別の指導計画などを決めることや、障害の程度に応じて
必要な配慮を行うことなどが盛り込まれた。
和解を受け、美登里さんの母、幸子さん(48)は「視覚障害の子供も
適切な配慮を受けられるという当たり前のことを明文化できたことが一番の成果」と話した。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)