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政府は13日、日銀人事問題で、参院で武藤敏郎副総裁の総裁昇格案と
伊藤隆敏東大教授の副総裁起用案が不同意となったことを受け、17日までに
あらためて人事案を国会に提示することを決めた。民主党は与党が求める政党間協議にも
難色を示すなど、武藤氏昇格への反対姿勢を変えておらず、政府は武藤、伊藤両氏案を
再提示するか、人事案を差し替えるかの厳しい判断を迫られる。
福田康夫首相は13日夜、官邸で記者団に「よく考えてみたい。(総裁の)空白は避けたい」
と慎重に検討する姿勢を示したが、与党内では「もう武藤氏案は無理」(町村派幹部)との
見方が強まった。首相周辺は同日夜「再提示の可能性を全く排除するわけではないが、
党内の情勢は厳しい」と述べ、差し替え提示もやむを得ないとの考えを示唆した。
自民党の大島理森国対委員長と民主党の山岡賢次国対委員長は13日午後、
国会内で会談し、総裁空席回避のため17日までの再提示が必要との認識で一致した。