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金融庁は東京都を中心に設立した新銀行東京（東京・千代田）に対し、銀行法に基づ
いて今後の業績改善や事業再編に関する詳しい報告を求める。都による 400億円の追加
出資が議会で可決した場合、早急に着手し、2月に公表した再建計画の進み具合などを
点検する。ずさんな融資の焦げ付きなどで経営難に陥っており、常時監視の状態に警戒
の水準を上げる。
新銀行東京の自己資本比率（単体）は2007年9月末時点で約17％と表面上は国内業務
行の健全性の目安である4％を上回る。だが甘い基準での中小企業向け融資が相次ぎ回
収不能となって経営を圧迫し、都が400億円の増資案を議会に提示するまでに至った。
■ソース（日経新聞）
URLﾘﾝｸ(www.nikkei.co.jp)