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頭撃って死なぬ方法 調べたのに失敗 組員、借金逃れで
神奈川県伊勢原市の路上で昨年8月、会津小鉄会系暴力団の西川幸男組員(当時40)
=滋賀県長浜市=が死亡した事件で、県警暴力団対策課は12日、殺人事件との当初の見方を変え、
西川組員が自分で頭を拳銃で撃って死亡した、と断定した。また、同課は、妻の豊子容疑者(39)
=滋賀県米原市=が、西川組員の死亡を「他殺」と偽って保険会社から保険金をだまし取ろうと
した詐欺未遂の疑いで逮捕した。
調べでは、西川組員と豊子容疑者は当時、事業の失敗などで約5200万円の借金があり、
所属する暴力団への上納金などの支払いが滞っていた。西川組員は「組に支払いを強要される」と
思いこみ、それを避けるために、拳銃で狙撃された事件を装うことを計画。頭を自分で撃ち、
豊子容疑者に拳銃を捨てさせて、第三者に撃たれたように見せかけようとした。
しかし、計画に反して西川組員は死亡した。
県警によると、押収した西川組員のパソコンに、脳のサイトを検索した履歴が残り、
拳銃で頭を撃っても死なない方法を調べた形跡があった。豊子容疑者は「足や腕でなく
頭を撃てば、疑われないと思った」などと供述しているという。
想定外の夫の死亡を受け、豊子容疑者は保険会社から西川組員の保険金約2500万円を
だまし取ろうとした疑いがもたれている。豊子容疑者は今年2月、拳銃を持ち去った疑いで逮捕、
すでに起訴されている。
朝日新聞 asahi.com(2008年03月13日00時25分)
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