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【Technobahn 2008/3/11 12:50】4300名を対象とした10年間に渡る統計調査の結果、
ネコを飼っているいる人は心臓発作を起こす可能性がそうでない人に比べて
3分の1も減少していることが米研究機関の調査により判明した。
この調査を行ったのは米ミネソタ大学心臓病研究所(Minnesota Stroke Institute at
the University of Minnesota)のアドナン・クレシ(Adnan Qureshi)博士を中心とする研究グループ。
研究グループは1976年から1980年までに30歳から75歳までの4435名の米国人を対象にして、
ペットの有無と病気の発生の間に因果関係はあるのか、統計調査を実施。その結果、
ネコを飼っている人に関してのみ、心臓発作を起こす可能性がそうでない人に対して
3分の1も減少していることが判ったとしている。
研究グループでは心臓疾患の場合、長期間に渡る精神的ストレスが血管に悪影響を及ぼし、
それが原因の一つとなって心臓発作などに至ることが知られている、とした上で、
ネコなどもペットを飼うことによって精神的ストレスが解消されるなどの良い影響を
人に与えてきたことが、今回の結果につながったのではないか、と述べている。
その上で、ネコなどのペットを飼うことは安上がりの心臓病予防につながると結論付けている。
ただし、犬を飼っている人は飼っていない人に対して明確な心臓疾患発症率の減少の
結果は見られなかったとも述べており、犬の場合の効果に関しては今のところ不明だ。
研究グループの発表は米国心臓疾患予防協会(American Stroke Association)の
会合で発表されたものとなる。
URLリンク(www2.technobahn.com)
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