08/03/11 17:04:17 0
シーシェパード活動家たちが南極海からメルボルンに戻ってくれば、オーストラリア政府当局は彼ら
を罰する措置を講ずべきだと日本の捕鯨船サイドは言う。
日本鯨類研究所（ICR）は、オーストラリアは先日のロンドンでのIWC会合において、海上で人命・
財産を脅かす犯罪者を封じるために国際法に基づき行動を起こすことに同意したではないかと言う。
シーシェパードが船の燃料が残り少なくなったためメルボルンに戻ると火曜日に発表したのを受けて
ICRスポークスマン、グレン・インウッド氏（*1）は、「オーストラリア政府は口だけでなく行動で示す
べきだ」と、活動家たちを告発するようオーストラリアに強く迫った。
彼は、豪メディアのほとんどがシーシェパードを肯定的に捉えて報道してきたためにオーストラリア
国民はミスリード（誤導）されていると言う。
「オーストラリアの人々はメディアにミスリードされ、資金提供をしてテロに加担している」と、インウッド
氏はシーシェパードへの寄付行為にも言及した。「一体全体、オーストラリアはシーシェパードと日本
のどちらの味方なのか、はっきりすべきだ」。
シーシェパード代表、ポール・ワトソン氏は今週末にオーストラリアに戻った時に乗組員が逮捕される
恐れなど全くないと語った。「ICRが決めることではない。オーストラリアのことはオーストラリア政府が
決めるのだ」と、ワトソン氏。
彼のチームは今年、日本の財産や人命を損ねるようなことをしていないし、過去やったようなネットを
スクリューに絡ませるといった戦術は避けたのだと言う。
「彼らは一体何をもって我々を告発できるというのか私にはまるで考えつかないことだ。日本がオー
ストラリア主権に服することも拒絶する海域で、彼らはカナダ人（の私）やオランダ船籍の船に寄り
集まった９ヶ国の乗組員を告発するとでも言うのだろうか？それは司法権を侵す悪夢という外ない」。
彼は、日本が沿岸商業捕鯨に限定するのを受入れる協定が近く結ばれるかもしれないと言う。仮に
そういう協定が結ばれるなら、来年は彼らは抗議行動をとる必要もないと語った。（以下略）
豪ジ・エイジ：
URLﾘﾝｸ(news.theage.com.au)
（*1）NZ先住民族マオリ族出身、NZ駐在。