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10日午前4時20分ごろ、松江市鹿島町の恵曇(えとも)港沖約700メートルで停泊中の舞鶴海上保安部
所属の巡視船「わかさ」(960トン、小西郁雄船長ら30人乗り組み)に、底引き漁から戻ったJFしまね恵曇
支所所属の漁船第17興祥丸(37.75トン、瀬戸口淳司船長ら5人乗り組み)が衝突。第17興祥丸は船首
が大破したが、けが人や油の流出はなかった。
境海上保安部の調べでは、わかさは白い停泊灯をつけて停泊中で、衝突の約5分前に当直勤務の2等海上
保安士が興祥丸を発見。約1300メートルまで接近したため、サーチライトで照らし、警笛を2度鳴らすなど
したが、右舷に衝突したという。
第17興祥丸は同町の興祥水産の所有。自動操舵で港に向かっていた。操舵(そうだ)室で見張りに立って
いた漁労長(45)が床に座り込んで寝込んでしまい、衝突するまで気がつかなかったという。同保安部が
業務上過失往来危険罪の疑いで捜査している。
ソース
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