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国際捕鯨委員会（IWC）は反捕鯨運動家たちの南極海での「危険行為」を非難した。
ロンドン、ヒースローで開催されていた同委員会は３日間にわたる会合を終え、米国に拠点を置く
反捕鯨団体シーシェパードを、「海の安全を脅かしている」として非難する声明を出した。
日本の捕鯨船団とシーシェパード船・スティーブ・アーウィン号との衝突は徐々に激しさを増し、金曜日
には同団体船の船長が胸部を銃弾で撃たれ、防弾チョッキで弾丸が止まったと批判するに至った。
土曜日にIWCが出した声明は「シーシェパードは海の安全を脅かす危険な行為を止め、双方の船と
乗組員は自制ある行動を取るよう求める。国際捕鯨委員会およびその加盟国政府は、海上における
船の活動に関して人間の生命、財産を損ねるいかなる行為も容認しないし非難するものである」と
いうものだ。
日本の捕鯨船団は例年の「科学プログラム」の一環としてミンククジラ９３５頭と絶滅危惧種のナガス
クジラ５０頭の捕獲を目指して現在、南極海にいる。全世界的捕鯨禁止の抜け道を利用したものだ。
しかし、こうした捕鯨はイギリスも含めて国際的な非難を浴び、さらに捕鯨船団は捕鯨を妨げようと
する反捕鯨運動家たちから南極海で何ヶ月にもわたって追いかけられ悩まされている。（以下略）
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