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総選挙を2日後に控えたスペイン北部バスク(Basque)地方のモンドラゴン(Mondragon)で7日、与党系
社会労働党のIsaias Carrasco元市議が射殺された。
主要政党の社会労働者党と国民党は事件を受け、直ちに選挙活動を中止。政府は、全政党をマドリード
(Madrid)の国会に招集した。
政府は2週間前、9日の総選挙を狙った同地方の分離独立を求める非合法組織「バスク祖国と自由(ETA)」
による攻撃を警戒して、テロ警戒レベルを最大レベルに引き上げていた。
目撃者がニュースチャンネルCNN+に語ったところによると、自宅の外にいた元市議は、妻と娘の目の前で
数回撃たれたという。
地元警察の調べでは、事件は午後1時40分(日本時間同9時40分)ごろ発生。犯人の特定には至っていない
という。
アルフレド・ルバルカバ(Alfredo Rubalcaba)内相は前月、ETAが総選挙前に「殺人を試みる」のではないか
との懸念を示していた。
欧州連合(EU)や米国からテロ組織とみられているETAは、同国北部とフランス南西部のバスク地方の独立
を求める活動を約40年間にわたって展開、スペイン国内でこれまでに819人を殺害した。
ソース(AFP BB News) ※ソース元に写真あり
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