08/03/08 10:17:52 0
三菱重工業広島製作所(広島市西区)が、2009年度に打ち上げ予定の国内最大の新型ロケットH2Bの
1号機に搭載するため製作していた燃料タンク用ドームが完成し、西区の観音工場で7日、搬出作業が
あった。8日未明に出荷。長崎県のメーカーで表面処理して同名古屋航空宇宙システム製作所
(名古屋市)で組み立てられる。
宇宙ロケット部品の生産は広島製作所では初めて。ドームはアルミ合金製で直径約5.2メートル、高さ
約1メートル。円筒形をした第1弾ロケット内の液体酸素用と液体水素用の2つのタンクの上部と底部に
計4枚取り付けるうちの1枚で、出荷は2月に続いて2枚目。5月までに残る2枚も出荷する。
ドーム製作は、マイナス200度前後の液体燃料の超低温と、打ち上げ時の高圧に耐えるため、高強度と
誤差1ミリ以内の精度が求められる難しい技術。広島製作所はかつて造船が主力だったが、製鉄用
機械やタービンで培った技術力を生かし、最近は航空機関連などへシフトしており、宇宙分野への参入も
目指している。
URLリンク(www.chugoku-np.co.jp)
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