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複数人による強盗計画を佐賀県警に通報したのに、「おとり捜査」に協力させられて強盗予備容疑で逮捕され、
虚偽の報道発表までされて名誉を傷つけられたとして、
佐賀市兵庫町の中古車販売業、原一弘さん(36)が7日、
佐賀県を相手取り、総額330万円の損害賠償を求める訴えを佐賀地裁に起こした。
原さんは「強盗をするつもりはなく、計画を警察に知らせたのに逮捕された」と主張。
代理人の弁護士は「違法なおとり捜査だ」と訴えている。
県警は「捜査は適正だった」としたうえで、
報道発表については「原さんが情報提供したことを疑われないようにするため、一部事実を変えた」と認めている。
訴状などによると、原さんは昨年7月29日午前0時55分に
少年2人を含む3人の男とともに強盗予備容疑で佐賀署に逮捕された。
同署は同日、「被疑者らは共謀の上、佐賀市内の民家に押し入り強盗することを企て、
目出し帽やバールなどを準備。軽乗用車にのせ、28日午後3時ごろ、
佐賀市の民家の前まで行き、強盗の予備をした」
として原さんの名前も発表。一部の新聞に掲載された。
主犯格の男は現場に行かず、29日午後に同容疑で逮捕された。
原さんも含め逮捕者は計5人だった。
訴状などによると、原さんは7月21日、
中学時代の同級生で暴力団組員だった主犯格の男から呼び出され、
他の男らと一緒に民家を下見。その後、男が強盗計画をほのめかしたという。
23日には男に電話で目出し帽を買うように言われ、三つ購入した。
しかし原さんは、犯行予定日の28日、
強盗をやめさせようと佐賀署に行き、刑事に計画を知らせたところ、
「予定通りやってくれ」と言われたという。
犯行に使われる予定だった軽乗用車からバールと目出し帽を取り出していたが、
「のせておいてくれないと困る。証拠にならない」とも言われたため、再び積み込んだという。
URLリンク(www.asahi.com)
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