08/03/07 21:28:44 0
東京地裁(高麗邦彦裁判長)で開かれていた主婦を裁判員役にした模擬裁判は
7日、2日間の日程を終了した。
会議や法律用語に慣れていない主婦でも理解しやすいように、
裁判官や検察、弁護側は普段よりもかみ砕いた表現で裁判を進めた。
しかし、参加した主婦からは「わかりにくくて冗長」と言った感想も漏れ、課題が残った。
今回は6人の裁判員のうち5人が主婦。
通常なら3日間かかる審理を簡略化し2日間に圧縮、ビジュアルを駆使するなど、
分かりやすさを追求した。
しかし、ほとんどの裁判員からは「まだまだ分かりにくい」「説明が長く冗長」などと厳しい意見が出た。
参加した主婦、阿部美浦さん(39)は
「専門用語が分からない。一般人向けの用語集を作ってほしい」。
出井和子さん(54)は「議論に慣れていないので、最後は疲れた。実際の裁判で集中力が続くのか少し不安」
と述べた。
また、田島良枝さん(49)は
「裁判員制度のPRが足りない。制度のことを知らない人も多く、
このまま始まって大丈夫なのかという心配がある」と指摘した。
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