08/03/08 22:05:24 Yz7MfnrM0
ぼくは、修学旅行で、京都・奈良に行くのは、二回目だった。中学の時に、
ほとんど、おもなお寺を、見て周ったので、二回見ても、新鮮さが、なくてお
もしろくないと思った。だからできるだけ班では、中学の時に行ったことがな
いお寺を、選んでもらった。例えば、第一日目は、吉野だった。吉野に、行く
班は、ほとんどなかった。吉野へ行く電車では、ぼくらの班のほかの班はおろ
か、途中から、お客さんも、だれもいなくなった。まあ、それは、納得できる
ような、場所だった。有名なお寺が、なかったら、ただの山だからだ。
ぼくらは、吉野の杉だらけの山を、学生服やくつを、泥だらけにして、歩きま
わった。たしかに、だるかったが、山の中に、ひっそりとあるお寺などを見つ
けた時は、感動した。とくに、金峯山寺に感動した。こんなに、山奥に、こん
なに大きいお寺が、あるなんて思わなかった。金峰山には、龍王院という学業
の神様を、まつっている所があって、そこまで、行くのに、ものすごい長い階
段があった。もちろん途中で、体の弱いわたしは、死にそうになって、やめよ
うと思ったけれど、これほどの苦労をすれば、きっと頭が、よくなるだろうと
思って、がんばった。こんなに歩かしといて、大学受験で、失敗したら、もう
神様など信じないようにしようと思う。
班行動の二日目は、雪の大原を見ることが、できて一生の想い出になると思
った。
三日目のコースは、中学の時全部見たコースだった。しかし、ぼくは、中学
の時こんなのを見たっけな、とかなんとなくなつかしく思えて、なんとなく、
初めて見た朱鷺り、お寺や、そこにある庭や、仏像のことに対して、興味が、
でてきた気がした。
全体的に、歩きすぎたという気もする旅行だったが、これからの生活に、こ
の旅行を、生かしていこうと思った。