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★生活保護費の不正受給320件 札幌市06年度 総額2億7千万円(03/07 07:10)
札幌市は6日、市議会予算特別委員会で、2006年度の生活保護費の不正受給が
320件で、総額は、過去十年間で最も多い約2億7000万円に上ることを明らかにした。
累積分を含めた回収率は2007年度末で4割程度に止まる見込み。
道内では生活保護費をめぐる事件が相次いでおり、委員からはより厳格な運用を求める声が相次いだ。
市保護指導課によると、不正受給件数は市内の全生活保護世帯の0・9%に相当する。
内訳は仕事などで得た収入を申告していなかった「稼働収入の未申告」が最も多く
184件(57・5%)。「各種年金の未申告」31件(9・7%)、
預貯金の未申告8件(2・5%)が続いている。
中には給料明細書を偽造するなど悪質なケースもあったという。
市保健福祉局の浜崎雅明総務部長は「収入や世帯状況が変化すれば、
届け出が必要なことを徹底できるように努力したい」と述べるとともに、
滝川市の不正受給事件のように暴力団員がからんだ事件を想定。
2008年度からは、必要があれば相談や家庭訪問に同行している
警察OBの特別指導員を現在の一人から二人体制にすることを明らかにした。
北海道新聞 URLリンク(www.hokkaido-np.co.jp)