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★ゲートボール改めリレーション 「高齢者」イメージ払拭へ
日本ゲートボール連合が、2人制・3人制の競技から「ゲートボール」の名を外す方針を決めた。
高齢者スポーツ、というイメージが敬遠され、競技人口が大幅に減っているため。5人制は従来通りだが
「将来的には名称変更も視野に入れている」と、看板の掛け替えも辞さない覚悟だ。(海老沢類)
≪2、3人制≫
2人制・3人制の新名称はチームプレーの良さを強調する「リレーション(関係)」。2人制は
リレーション-ダブルス、3人制は同トリプルズとする。同連合は5日に開く各県の加盟団体代表者らを
集めた会合で、全国統一の競技要領を発表し、今後の大会で新名称を使うよう理解を求める。
高齢者スポーツの代名詞として親しまれてきたゲートボールだが、グラウンドゴルフやパークゴルフなど、
手軽にできるニュースポーツの台頭などが影響し、国内の愛好者数はピーク(平成2年ごろ)の
約600万人から約200万人にまで減っている。高度なチーム戦術や駆け引きを要求されるため、
「命令されるようで嫌」「自分のプレーがほかのメンバーに迷惑をかける」と敬遠する人も少なくない。
2人制・3人制も、コートの大きさや、使う道具は5人制と同じだが、一人一人のプレー機会が増えるため、
運動量が多く、展開が速いという特徴があり、体力にまだ自信がある中高年層や若年層を取り込む
切り札として期待されている。しかしゲートボールは高齢者のスポーツ、という固定観念が強すぎるため、
普及の妨げになっていると同連合は分析。新たな競技名でイメージの刷新を図ることにした。
競技名の刷新にあわせ、競技中のファッションを楽しめるように、チームや打順を示す従来のゼッケンを
腕章に変えたり、赤と白以外認められていないボールにオレンジや紫といったカラフルなものを導入したり、
といった改革案も検討していくという。
同連合の担当者は「お年寄りだけでなく全世代のスポーツだと伝える必要がある。まずは(新名称の)
反応を見たい」と話している。
ソース:MSN産経ニュース(2008.3.5 08:32)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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