【海外】「ディートリッヒのポスター返せ」 ユダヤ系男性がナチスに没収された父親のコレクション返却を求めるat NEWSPLUS
【海外】「ディートリッヒのポスター返せ」 ユダヤ系男性がナチスに没収された父親のコレクション返却を求める - 暇つぶし2ch1:なべ式φ ★
08/03/05 11:10:37 0
米ユダヤ系の男性が、ナチスに没収された父親のポスターコレクションのうちの1点、マレーネ・ディートリッヒ
(Marlene Dietrich)の映画ポスター返却を求めて、コレクションを所蔵するドイツの博物館に訴訟を起こした。
独日刊紙ウェルト(Die Welt)が4日伝えた。
 
訴訟を起こしたのは、米国在住の元航空パイロットのPeter Sachsさん(70)。第二次世界大戦中にナチスに
よって没収された、ユダヤ系ドイツ人の父親Hans Sachsさんのポスター・コレクション4000点のうち、1枚のみ
の返却をドイツ歴史博物館(German Historical Museum)に求めている。その1点とは、ディートリッヒ主演の
映画『ブロンド・ヴィナス(Blonde Venus)』(1932年)のポスターだ。
■中略
父親のHansさんは、20世紀初頭の著名なポスター収集家で、コマーシャルアートの発展に寄与したと
言われている。1938年に強制収容所に送られ数週間で解放されたが、その後ロンドン(London)、そして
ニューヨーク(New York)へと移住し、1974年に亡くなった。Hansさんは1960年代中頃、収集家の友人から、
自分のコレクションの一部がドイツ歴史博物館の地下室に眠っていると聞かされたが、当時博物館は鉄の
カーテンの向こう側だった。

博物館側は、Hansさんが失ったコレクションの損害賠償金として現在の50万ユーロ(約7900万円)以上に
相当する22万5000マルクを1961年に受け取っているので、息子のPeterさんに返却を求める権利はないと
主張している。

博物館の広報担当によると、Hansさんは賠償金を受け取った数年後にコレクションの3分の1が現存して
いることを知ったが、返却を求めるつもりはないことを明らかにしていたという。

これに対しPeterさんは、「父親があきらめていただけ」と反論。Hansさんは、ナチスの活動に対する歴史的
責任を拒否していた当時の東ドイツにコレクションの返却を求めることは不可能だと考え、何もしなかったの
だと主張している。

URLリンク(www.afpbb.com)
■ちょいエロ
URLリンク(www.welt.de)


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