08/03/05 07:03:52 0
★「肉より魚」20代は2割だけ すし店利用は増加 農水省調査(03/05 02:09)
肉類より魚介類を食べることが多い「魚党」は、70歳以上では7割以上に上るが、
20歳代では2割だけ-。魚介類の消費をめぐるこんな傾向が、農林水産省が
4日まとめた調査結果で分かった。
調査は日本人の魚離れの実態を把握するために初めて実施。
全国の食料品消費モニター1021人に調査票を郵送し、1016人から回答を得た。
魚介類と肉類を食べる頻度について「魚介類を食べることが多い」と
「どちらかというと魚介類を食べることが多い」を合わせた「魚党」は全世代を通じると46%で、
「肉党」の26%を大きく上回った。
「どちらも同じくらい」は28%だった。
魚党は年齢層が高いほど多く、70歳以上が74%、60歳代、50歳代でも過半数を占めた。
しかし40歳代では一気に29%に低下し、36%の肉党が逆転。
20歳代は肉党48%に対し、魚党が20%にとどまった。
魚介類をより多く食べる理由(複数回答)は「魚介類が健康に良い」83%、
「(世帯主の)大人が肉類より魚介類が好き」57%など。
肉類を多く食べる理由は、2、30代は「魚介類は調理が面倒」を挙げる人が多かったが、
4、50代は「子供が肉類の方が好き」が多く、肉好きの子供の好みに合わせている事情もうかがえる。
こうした中、低価格の回転ずしの普及を反映し、すし店の利用頻度に関しては5年前より
「増えた」と答えた人は全年齢層で「減った」を上回った。魚介類の消費拡大に必要な
取り組みについて、若い世代では調理方法の情報提供を求める声が目立った。
農水省は「若い世代を中心に魚離れが進んでいるが、年齢ごとに異なるニーズを
とらえることで消費拡大の余地はある」(水産庁企画課)とみている。
北海道新聞 URLリンク(www.hokkaido-np.co.jp)