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超党派の国会議員らで作る「新憲法制定議員同盟」(会長・中曽根元首相)は4日、国会内で総会を開き、
自民党の伊吹、民主党の鳩山両幹事長らを顧問とする新役員体制を決定した。
両党幹事長の参加を得て、衆参両院の憲法審査会を早期に始動させるよう、与野党への働きかけを強化する方針だ。
議員同盟には、自民、民主、公明、国民新の各党などから議員191人が参加している。
昨年11月に4人だった民主党議員は、鳩山氏や前原誠司副代表らの入会で14人に増え、
前原氏と田名部匡省、渡辺秀央両参院議員は副会長に就任した。
自民党からは、議員同盟の副会長である二階総務会長、古賀誠選挙対策委員長に加え、
伊吹氏と谷垣政調会長も新たに顧問に迎えられ、党四役が全員、議員同盟の役員となった。
議員同盟は今後、憲法審査会の始動を求める国会議員の署名活動に引き続き取り組むほか、
5月1日に大会を開催する予定だ。
中曽根氏はあいさつで、「憲法問題が冷えている最中に超党派の皆さんが参加したということは、
国会議員の中に根強い憲法改正へのエネルギーが充満していることの証拠だ」と強調した。
伊吹氏は「憲法審査会が動く状況を作りたい」と述べた。
鳩山氏は、この日の総会は「予算審議を巡って与野党が対立している今の状況では参加できない」として欠席したが、
4日午後、記者団に対し、「今国会で憲法審査会が動き出す可能性もある」と語った。
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