【ギョーザ事件】 犯人の思う壺にはまった日中両国世論 日中いずれも被害者であり、犯罪は両国にとって共通の敵…北海道大学・高井教授at NEWSPLUS
【ギョーザ事件】 犯人の思う壺にはまった日中両国世論 日中いずれも被害者であり、犯罪は両国にとって共通の敵…北海道大学・高井教授 - 暇つぶし2ch1:ランボルギーニちゃんφ ★
08/03/04 16:06:07 0
★ギョーザ事件:犯人の思う壺にはまった両国世論

中国を読み解く視点 高井潔司(北海道大学教授・サーチナ総合研究所客員研究員)

  中国製冷凍ギョウザの農薬中毒事件をめぐる捜査で、日中両国が対立、最悪のシナリオをたどり始めた。
日中関係はせっかく改善の兆しをつかみかけていただけに、こうした事件で揺さぶられるのは極めて残念なことだ。

  食の安全は国民の大きな関心事であり、マスコミがこの問題を連日大きく扱うのは当然のことだ。
しかし、いたずらに食に対する国民の不安を煽ったり、反中国をここぞとばかり煽る記事や番組が
一部週刊誌やテレビのワイドショーで目立っている。(中略)その延長で、日中両国の捜査当局は
それぞれ自国で混入した可能性は極めて少ないと表明した。これを受けて両国のメディアでは、
相手国が犯した犯罪であるかのような非難の応酬が繰り広げられることになってしまった。

◆犯罪は両国にとって共通の敵

  この事件が、当初日本の新聞などで大きく取り上げられた残留農薬の問題ではなく、また製造過程で誤って
混入した事故でもなく、何者かが意図的に農薬を混入させた犯罪であることは、おそらく両国の捜査当局の
一致するところであろう。ならば、なぜ両国の捜査当局は、有力な証拠を得たわけでも容疑者を挙げたわけでもないのに、
「自国で混入した可能性が少ない」などと結論を急いでしまうのだろうか。あらゆる可能性を排除せずに
捜査するのが、犯罪捜査の基本ではないのか。お互いが言い分、根拠を持ち、国益を求めて虚虚実実の交渉を
展開する外交と違って、犯罪捜査は事実を積み重ねて共通の敵である犯人を挙げ、犯罪の再発を防ぐことが第一である。
(中略)
  今回のギョウザ事件では、冷凍工場の経営幹部が記者会見で「われわれこそ最大の被害者だ」と涙ながらに語った。
もちろん彼らも被害者だが、最大の被害者はやはり中毒症状に陥った日本の消費者である。
大事なことは、いずれも被害者であって、犯人が中国人であろうと日本人であろうと、共通の敵であるということだろう。
こんなことはわざわざ言う必要もない当たり前のことだ。 (中略)

サーチナ URLリンク(news.searchina.ne.jp)

続きは>>2-5


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