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熊谷市は、市内全小学校の四年生の希望者を対象に実施した受動喫煙の検診結果を公表した。
尿から軽度から高度の濃度のニコチンの分解物質が検出された児童は、全体の約12%に上った。
今回のデータを学校や保護者に配り、家庭での禁煙・分煙を呼び掛ける。
同市では、第三者が吸うたばこの煙を吸い込む受動喫煙の検診を、市医師会が二〇〇二年度から五回にわたり、
市内六校で実施。それを受け、医師会の協力で、市内三十校で検診を行った。
小学四年生の希望者が対象。受診者は千三百四十七人で、受診率は約70%。
その結果、ニコチンの分解物質のコチニンが正常値(尿一ミリリットル中一〇・〇ナノグラム未満)の
児童は千百七十七人(約87・38%)。
軽度高値(同一〇・〇~二四・九ナノグラム)が百三十六人(10・10%)、
中等度高値(同二五・〇~三九・九ナノグラム)が二十五人(1・85%)。
高度高値(同四〇・〇ナノグラム以上)が九人(0・67%)。
軽度から高度高値のコチニンが検出された児童は12・62%。
医師会がこれまで一部の小学校で行った検診結果と同程度だったが、高度高値の割合は低かった。
また、父親のみが喫煙する家庭よりも、母親のみが喫煙する家庭の方が、
子どもの尿中のコチニンは二・八五倍も多かった。
子どもと接する時間が長い母親の喫煙の方が影響があることが再確認された。
市教委保健体育課は、高度高値となった子どもは小児科を受診をするよう、保護者に勧めたほか、
全受診者の家庭に子どものデータを送付。家庭での禁煙や分煙を呼び掛ける。
市内の小中学校でも保健だよりや授業で啓発活動を行う。
埼玉新聞
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