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駅の自動改札機を製造しているオムロンは、鉄道利用者の性別や年代を瞬時に判別する識別システムを開発した。
改札を強行突破する不正乗車の常習者の割り出しなどに活用する。4日に東京で公開し、今夏をめどに
鉄道会社向けに販売する。
100万人の顔写真データをもとに開発されたシステムは、改札機の前にカメラを設置して、性別のほかに、
「30歳代」といった年代を高精度で瞬時に推定できる。切符を持たずに改札を突破したり、大人なのに子どもの
切符で通ったりする不正を検知し、画像から常習者を特定する。
常習者が再び現れた時に画面上で警告するほか、過去のデータから特定の常習者がよく現れる時間帯を割り出して、
駅員を多く配置して不正防止につなげる。
また、時間帯別に鉄道利用者の年代や性別を分析できるため、女性の乗降客が多い時間帯に女性専用車両を増やしたり、
子どもや高齢者の多い時間帯にホームに配置する駅員を増やすこともできる。
(2008年3月3日14時35分 読売新聞)
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