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奈良県で2010年に開かれる平城遷都1300年祭のマスコットキャラクターに対
し、「かわいくない」など批判的な声が相次ぎ、1日には市民が白紙撤回を求める活動
を始めた。国宝・彦根城築城400年祭の「ひこにゃん」(滋賀県彦根市)、のじぎく
兵庫国体の「はばタン」(兵庫県)の例など、キャラクターの人気が事業の盛り上がり
を大きく左右しており、主催者も対応に苦慮しそうだ。
1300年祭は世界遺産の平城宮跡(奈良市)を主会場に季節ごとのイベントを開く
計画で、総事業費約100億円。キャラクターは、県などで作る平城遷都1300年記
念事業協会(http://www.1300.jp/)の選定委員が、デザインの専
門家12人の計21案から選んだ。シカの角を生やした童子のイメージで、東京芸術大
大学院教授の彫刻家、籔内佐斗司(さとし)さんの作品。著作権は500万円で買い取
った。
先月12日に公表し、愛称を募集中。約2週間で2000件を超える応募があった半
面、ホームページなどを通じて約200件の批判意見が寄せられた。「仏に角を生やす
なんて侮辱だ」「一般公募で再検討を」などが多いという。
奈良市のマジシャン、陽群(ひむら)誠さん(26)がインターネットで反対運動を
呼び掛けると120人以上が賛同。1日には「1300年祭を救う会」を結成し、署名
集めなどで撤回を求めていくことにした。
協会の杉田憲英総務部長は「大切なのは事業で何をするか。現時点では変えるつもり
はない」と話している。
(後略)
■ソース(毎日新聞)【花澤茂人】(後略部分はソースで)
URLリンク(mainichi.jp)
※画像 平城遷都1300年祭のマスコットキャラクター=
平城遷都1300年記念事業協会提供
URLリンク(mainichi.jp)
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