08/03/02 19:22:42 8z0R9LT40
>>560のつづき
・問題は、まず人手不足と台数不足。隊長がひとりくらい「一時帰宅」
しても大きな支障がないくらいの体制が出来上がっているべき。
・もちろん主幹は救急車の私的利用など許可するべきではなかったが、
主幹の思惑通りに「一時帰宅」だけですぐに隊長が戻ってくれば
そもそも発覚もしなかっただろうし、実はそういうことは普段も
よくやっているのかも知れない。そこは憶測の域を出ないが。
・以上のように考えると、まず美談であるわけがない。
隊長は「死にそうな娘を助けにやむを得ず」救急車で家に向かった
のではなく、ただの私的利用だったのだから。
・従って、同様に「さっさと119しろよ(させろよ)」という指摘も筋違い。
「(隊長は妻に)冷静に『まずは119番しろ』と指示するべきでした」
という総務課の言葉は、マスコミ向けに一番印象のいい受け答えをした
だけと思われ、事実「妻がどれだけ不安だろうと、娘がどれほど具合が
悪かろうとプロなら無視して職務を一番に遂行すべきでした」という
真っ当な答えをしたらしたで、また批判があったに違いない。
・結果だけを見れば、実際に影響は出なかったうえ、規律違反の点だけ
での処分となるのだから、このくらいが妥当だろう。
・また、例えばコンビニ利用や(単なる)タクシー代わり、というのとは
少し違い、「(妻と)娘を心配した上での父親像」が感じられるので、
信用を失墜させた、という類の印象を持つ人は少ないのではないか。
・主幹と隊長については、処分された、ということで丸く収まっていて、
それほど騒ぐことではないと思う。批判したい人は、この主幹や隊長
以上に、この体制不備自体こそ殊に問題視・批判すべきではないか。