08/03/02 13:03:38 mY38CQ+h0
十数年前に新聞の小さな記事で、消防救急の現場を取材した小さい記事が
あった。 その最後の方で
「最近は、我々をけが人の場所に案内しただけで、自分が特に素晴らしい
ことをしたかのように胸を張っている人が多いんですよ」と、
一般人の意識の低さについて救急隊員が苦言を呈していた。
当時は、人助けを当然のこととしてできるような心掛けを持つべきなのかな
って思ったけど、最近はそうじゃなくなってきた。
ドンキホーテでの火災で焼死した店員の少女の遺族が、消防の電話受付の
対応が、安全への配慮に欠けていたとして訴訟を起こしたニュースもあった。
最近、救急車をタクシー替わりにする人達がいると問題になっているけど
それについてのニュースでは
「こういう通報が続くと我々の士気にかかわる」と言う救急隊員がいた。
救急といっても、応急手当の他は搬送するだけの仕事なのに、「士気」とか、
軍人みたいな不満をぶちまけるのもおかしい。
やっぱり救急隊員も公務員だし、保安職の公務員の中でも最も優遇されている
職種だから、自分が“お上”だと勘違いしてる人が多いんじゃないかと思う。