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★ギャレット環境相、「調査捕鯨」に狙いを定める
オーストラリア連邦政府は、国際捕鯨委員会(IWC)の中で主導的に反捕鯨キャンペーンを展開して
いる。政府は今週ロンドンで開かれるIWCミーティングで3項目の提案を行う。クジラの“科学的研究”
を規制する方向に焦点をあてている。
提案は、クジラの保護および“非”致死的調査を推進する具体策を概説するもので、調査捕鯨は今後
IWCの直接管理で行うとする内容を含むものだ。
ピーター・ギャレット環境相は、オーストラリアはもうIWCでリーダーシップの役割を果たすべき時だと
語った。日本が科学的調査捕鯨だと言い張ることができなくなれば、捕鯨規模も縮小せざるを得なく
なると言う。
「“科学調査”名目のクジラ捕殺(オーストラリア人および世界の多くの人々はこのクジラの死に深い
悲しみを覚える)に目を光らせるのではなく、IWC自らが科学調査を開始して同会の主目的である
クジラ保護を発展させることが可能だ」。
「“科学調査”と称すればクジラ捕殺を承認するなんてことにはならない」。
ギャレット氏は、この提案は日本の調査捕鯨というクジラ殺しの“抜け道”を塞ぐことになると言う。
「この提案は、各国政府がこの“麗しい動物”をどう扱うべきかに関する21世紀の捕鯨委員会の指針
を示した最初のものだという点を強調したい。“地球共同体”がまずやるべきことはクジラ殺しを禁止し
て保護することだ、と我々は訴え続けています」。
URLリンク(www.abc.net.au)
豪国営ABCニュース:
URLリンク(www.abc.net.au)
※ピーター・ギャレット氏
元ロック・シンガーで環境保護団体グリーンピースの理事も務めていた。政界に転身して環境大臣と
なったが、失言、暴言でしばしば物議を醸している。ラッド首相も彼の言動には、はらはらしていると
いう話も漏れ伝わっている。(どろろ丸)