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東京都の石原慎太郎知事は29日の定例会見で、
米軍横田基地(東京都福生市など)の軍民共用化に向けた協議が
停滞していることに関連して
「相手の頭を冷やすためにも、いったん日米安保条約を解消したらいい」
と述べ、日米関係を根本的に見直す必要性に言及した。
石原知事は横田基地の軍民共用化のセミナー開催について説明。
その際、米軍関係者が「横田基地は第2次大戦でのレガシー(遺産)」として、
米軍による独占使用を既得権益視している現状を批判。
「沖縄でのいまいましい出来事(米海兵隊員による女子中学生暴行事件)を眺めても、
(福田)首相と向こうの国務長官が握手して済むことじゃない」とした。
そのうえで、日米安保条約の一時解消を提言し、
1年程度の冷却期間を置いて、日米関係を再構築すべきと主張。
「まず地位協定をきちんと考えることで、本当の日米安保体制ができていく」
と持論を展開した。
横田基地をめぐっては石原知事が返還までの経過措置として、
軍民共用構想を打ち出している。
平成15年5月の日米首脳会談で、小泉純一郎首相(当時)が
ブッシュ大統領と軍民共用の検討で合意。
両政府は18年10月から協議に入ったが、期限の1年を過ぎても結論が出ていない。
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