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・普通の身なりと言葉遣いで、一見お金持ちには見えないニューリッチが増えている。
彼らは、高級車も億ションもすべて即断即決、そして即金で購入する新しいタイプの
富裕層だ。一方で、ゆとり教育が生み出した「元気のよいバカ」は、一生使い捨て労働力と
してこき使われる運命に…
「このマンション、1億円しますが、見てみませんか?」 ある大手の銀行マンが、取引先の
IT企業の経理担当者Aさん(30代独身女性)を訪れて、マンション購入を勧めた時のこと。
「いいわよ」 彼女の二つ返事で見に行ったところ、即座に「気に入ったから買うわ。1戸じゃなくて、
丸ごとね」と言ったので、銀行員氏は思わず自分の耳を疑ったという。
なぜなら、彼女はごく普通のOLで、それなりのファッションをしているものの身なりは派手でなく、
どちらかといえば目立たない女性だったからだ。彼女は数年前、転職した先の新興会社が
東証マザーズに上場したことで、数十億円を手にすることになった。つまり、ストックオプション
長者なのである。
ここ数年で、ストックオプションで何十億という資産を手にする若者が急増している。ハデに
やり過ぎて捕まったホリエモンが顕著な例だが、彼らは「ニューリッチ」と呼ばれる新しい富裕層だ。
中でも、ニューリッチの女性たちのお金の使いっぷりはすごい。
とにかく、服装や言葉遣いがごく普通の何の変哲もない若者が億万長者だということがよく
あるのだ。だから最近では、外回りの銀行マンも大企業の役員や中小企業の経営者だけ
でなく、雑誌に紹介されるようなベンチャー企業の若いビジネスマンにも営業をかけるという。
もともと日本は教育程度が高く、それが国際競争力につながっているとされてきた。それは
義務教育をはじめとする、公的な教育機関が整っていたからだ。昭和40年代までは、
千代田区の番町小学校から麹町中学、都立日比谷高校から東大法学部というのが典型的な
エリートコースとされていた。
しかし、昭和42年に美濃部亮吉が都知事に就任して、学区制を導入したことで、いくら成績が
よくても希望校に入れず、都立の名門校は崩壊していくのである。
(>>2-10につづく)
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