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窃盗：女性用ブーツ盗み逮捕 自宅に２７足 北九州
スポーツ施設で女性用のブーツを盗んだとして福岡県警八幡東署は２７日、同県岡垣町野間５、会社員、
渡部和浩容疑者（３３）を窃盗容疑で緊急逮捕した。２８日に自宅と車を捜索し、任意提出分の３足を含め
女性用のブーツばかり計２７足が見つかった。「においをかいでどんな女性か想像するとドキドキした」
などと話し、容疑を認めているという。
調べでは、渡部容疑者は今月２２日、北九州市八幡東区内のスポーツ施設で利用者の女性会社員（４２）の
ブーツ（５０００円相当）を盗んだ疑い。
この施設では今年１月１６日から女性利用者のブーツがなくなる被害が３件あり、出入り口で脱ぎ置かれた
ブーツを盗む男の姿が防犯カメラに映っていた。２７日、よく似た男が入り口付近をのぞき込むのが防犯カメラで
確認されたため、施設職員が１１０番した。「女性用ブーツは靴箱などに入らずに放置されていることが多く、
盗みやすかった」とも話しているという。
渡部容疑者は４、５年前から、勤務先から帰る途中に北九州市や遠賀郡の病院やスポーツ施設などで
ブーツ盗を繰り返していたとみられ、昨年１１月に勤務先が変わってから激しくなったという。同署は
余罪を追及する。
【太田誠一】
毎日新聞 2008年2月29日 1時06分
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