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産経児童出版文化賞 半世紀 ニッポン放送だより 2004/6/22
産経児童出版文化賞 皇室の力添えで半世紀 秋篠宮妃紀子さま 深い理解
次代を担う子供たちにすぐれた本を与えようという趣旨のもとに実施している
産経児童出版文化賞は、今年五十一回目を迎えた。半世紀を超す伝統を支えて
きたのは皇室の力添えがあればこそ。とりわけ秋篠宮妃紀子さまは、十一年前
から贈賞式に臨席され、深い理解を示されてきた。(※今年で15年となりますね)
皇室は児童書とのかかわりが深く、皇后陛下は、子供のための良書普及などの
活動を行い、隔年で「国際アンデルセン賞」を授与している国際児童図書評議
会(IBBY)の活動を、長年にわたり支援されてきた。
普段から日本の詩を英訳したり、英詩朗読会を開いたりされている皇后陛下は、
一昨年、スイス・バーゼルで開催されたIBBY創立五十周年記念世界大会で
は英語でスピーチされ、多くの聴衆に感動を与えた。そうした児童図書への理
解は紀子さまにも受け継がれている。
児童図書に理解が深い紀子さまは、いつも全受賞作をお読みになり、贈賞式で
は、自分のことばでお祝いのおことばを述べられている。
贈賞式の後に行われる祝賀会では、紀子さまの笑顔が会場を華やかにする。紀子
さまは、終始にこやかな表情で受賞者と歓談され、心温まる交流がもたれている。
優良児童出版物の紹介・普及を続けてきた同賞は、国内の児童文学賞の中でも有
数の歴史を持つ。その重みと精神的な支えになっているのが紀子さまをはじめと
する皇室の存在なのである。