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2008.2.26 22:50
大阪府寝屋川市のコンビニエンスストアで昨年10月、アルバイト店員の上内健司さん=当時(27)=が
万引した少年を追いかけて刺殺された事件で、強盗殺人などの罪に問われた元工員の少年(19)の初公判は
26日午後も大阪地裁(並木正男裁判長)で引き続き行われ、少年の取り調べ状況を録画したDVDが
少年事件としては初めて法廷で上映された。
弁護側が殺意を否認し、ナイフで刺した部位に関する捜査段階の供述の任意性を争ったため、
取り調べを録画したDVDを検察側が証拠請求、採用された。
映像は約25分間。検察官から「(刺した当時の動作を)やってみて」と促され、少年が立ち上がって
上内さんの腹部付近にナイフを突き出した当時の状況を再現した場面などが映し出された。
並木裁判長は供述の任意性を認め、供述調書を証拠採用した。
閉廷後、初公判を傍聴した健司さんの両親が記者会見。父の勇一さん(57)は「万引を『かごダッシュ』と呼び、
ゲームを楽しむように事件を起こした話が法廷で出たときは非常に心が痛み、許せないという気持ちがわいた」。
母のりつさん(52)も「(息子が)あの少年に殺されたのかと思うと、本当にかわいそうで、くやしい。
謝罪はいらないから息子を返して」と涙を流した。
勇一さんは来月5日、法廷で意見陳述する予定。
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