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北佐久郡立科町塩沢の山浦梅子さん（５２）が２３日、搬送先の佐久市内の病院で死亡した事件で、
望月署は２４日、暴行の疑いで、同居していた兄の農業山浦直人容疑者（５４）を逮捕した。
同署の調べによると、山浦容疑者は２３日午後５時５０分ごろ、自宅の居間で梅子さんと口論になり、
梅子さんの服の首の辺りをつかんでねじったりした疑い
。同容疑者は「酒の飲み過ぎを注意され、腹が立った」などと容疑を認めているという。
同署などによると、梅子さんは１０年ほど前に病気をした後、管のある呼吸器をのどに付けていた。
ただ、自分でも呼吸はできたという。同署は２４日、司法解剖をしたが、死因はまだ特定できていないとしている。
親せきによると、３年ほど前から２人暮らしで、夕飯は梅子さんが作るなど仲は良かったという。
親せきの男性は「傷つけるつもりなどなかったと思うが、不運な結果になってしまった」と話していた。
梅子さんは、山浦容疑者が２３日午後６時２０分ごろに「（梅子さんの）具合が悪くなった」と１１９番通報し、救急車で運ばれた。
受け入れ病院が「不審な点がある」と同署に通報した。
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