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南極捕鯨に反対するオーストラリアの大合唱は、デイリー・テレグラフ紙とTVトゥデイ・ショーが行った
歴史的とも言える民衆の声を凝集した嘆願書を日本の政治家に手渡すこととなった。
日本の民主党は鯨肉市場がほとんどないことや捕鯨が日本の国際的評価を損ねていることを認め
たため、嘆願書を提示してすぐに、(受け取るという)重要な譲歩を引き出した。
今週金曜日にD・テレグラフ紙はトゥデイ・ショーの司会者、カール・ステファノヴィッチ氏とティーンズ
反捕鯨運動員スカイ・ボルトリさん(15歳=写真)と共に嘆願書を東京の国会内で民主党の農林水産
委員会に渡した。
「13万1965人の署名をお渡しするために私たちはやってきました」と、ボルトリさんは民主党の
筒井信隆議員(『次の内閣』ネクスト農水大臣)に話した。「捕鯨についての考えを改めてくれるよう
にお願いします」。
嘆願書を受け取ったことだけでも「1勝」だ。これまでは国際的な働きかけは一顧だにされず拒絶
されてきたのだ。「現在の私たちの態度はあなたたちと同じではありませんが、この問題は真剣に
検討したいと思います」と、筒井氏。
正式な受け渡しが終わってから、オーストラリア国民代表と本音で話し合う時だとの合意のもと、
民主党員対D・テレグラフ紙およびトゥデイ・ショーのチームで丁々発止の議論が始まった。
筒井氏はその後、捕鯨に関する民主党臨時委員会を召集した。文化的伝統と食糧安保問題の観点
から民主党委員の10人が南氷洋の公海および日本水域沿岸での商業捕鯨を強硬に支持した。
しかし、鯨肉市場には発展性がないことや日本の国際評価が危機に瀕しているのを認めたことは
大幅な譲歩だ。
ボルトリさんは、この会議に日本が本当に変わりそうな兆しを感じたと言い、「会ってくれたのは事実と
して大きな進展だと思います」と語った。
グリーンピース・ジャパンの鯨類PJリーダー、佐藤氏は、「彼らが議論の扉を開けたのは大きな前進
です。それはオーストラリアの声を聞く意思の表明であり、極めて意義深いと思います」と語った。
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豪デイリー・テレグラフ:
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