08/02/24 02:53:23 442hmdK00
>>535
オK、オK
生物医学系の研究雑誌には、Impact factorという点数=雑誌の格付けがあって、
その点数がいかに高い雑誌に自分の論文が載るかに、大学の研究者というのは
ただただしのぎを削っていると言っていい。
その頂点に立つのが、Nature, Scienceというような雑誌で、そのImpact factorが20何点
今調べたら、このProNASというのは最新9点台だった。たいしたことがないと思うかもしれないけど、
まあそこらの普通の大学教授レベルが普通に手を出せる雑誌っていうのは、
せいぜい6、7点どまりってのが多いかな。それでも立派な一流雑誌。
2、3点っていうのがまあ恥ずかしくない業界標準雑誌。
(←ちなみに、私がよく出すのがこのレベル。一応それなりに活動している研究者のはしくれだけどね)
ちなみにもちろん全部英文の雑誌のことです。
日本語のそういう研究の雑誌には点数すらついていません。
点数だけでなく、Name Valueもすごい雑誌。
firstというのは、first autor、筆頭著者ということで、
要するにその、その雑誌が価値ありと認めるレベルの英文論文を
(もちろん周りのひとのサポートはあるのだけど)
ともかく頑張って書き上げて、しかも厳しい審査員とやりあいながら
最後に雑誌掲載までたどりつくという至難の業をやり遂げたということ。
なまじじゃないことだよ。業界にいればわかる!
この時、30代早々だよね。断言できる。この人天皇家辞めても研究者で食っていけるよ!
(もちろんやめて欲しくないけど!!!!!!)