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★イラン、ウラン濃縮を高度化・IAEAが報告書
【ウィーン=桜庭薫】国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長は22日、
イラン核問題の報告書をまとめ、IAEA理事国35カ国に配布した。
「イラン側が自己改良した高機能遠心分離機でのウラン濃縮活動に着手した」と明記した。
イラン側の協力が不十分とも指摘。イランが国連安全保障理事会の決議に違反し、
濃縮活動を継続していることが確認され、安保理では米欧主導で3度目のイラン制裁決議の
論議が本格化する。
イランは従来よりも2―3倍の速度で濃縮できる高機能遠心分離機「IR―2」を
ナタンツの研究用ウラン濃縮施設で1台単独および10台を連結して設置。
イラン側は1月22―27日の間に単独機では0.8キロの六フッ化ウランガスを投入し、
濃縮活動を始めたと申告した。
旧来型の遠心分離機を使った濃縮活動は引き続き2952台で続けている。(02:00)
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