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<北京五輪、日本で最終合宿が人気 大気汚染や食の安全を懸念し、会場入りを遅らせる>
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2008年夏季五輪―。その開幕で、中国は新たな経済力を世界に示すことになる。だがこの
中国の“国際舞台デビュー”は、もしかすると悪名高い大気汚染で台無しになるかもしれない。
あえて危険は冒さず、北京滞在をできる限り短くしようというチームも現時点で現れている。20
余りの国の代表団は、日本もしくは韓国で数週間調整を行い、大会直前に北京入りすることを
最終決定した。
既にフィンランド、フランス、ドイツ、英国、スウェーデン、アイルランド、オランダ、米国の選手団
は、日本で五輪前の最終調整を行うと発表。日本オリンピック委員会(JOC)本部役員の西村
賢二氏によれば、今後数カ月でさらにそうした国の数が増える見込みだという。
韓国も同様の人気だ。シンガポール、スイス、ニュージーランドなど10カ国を受け入れる予定で、
ブルガリア、アルジェリア、その他4カ国からも打診を受けている。
表向きの理由は、「開催地である中国に近い場所で世界レベルの施設を利用したい」というも
の。日本や韓国なら、北京への空のアクセスもとりわけ便利だ。しかし、本音は「ぎりぎりまで
現地入りを避けるため」というケースもある。
日本の大会関係者によると、いくつかの代表団は、中国での調整中に選手が健康を害するリ
スクに懸念を表明しているという。「声を大にしては言わないが、各国関係者は、北京での食
品の安全性と大気汚染を心配していた」と、フィンランドとデンマークの合宿先となる香川県の
県職員、今滝哲之氏は明かす。
ドイツの陸上チームは、北海道の士別と芦別の2都市に滞在する。ドイツ関係者は「最初から
はっきりと、開幕まで北京入りはしないと断言した」と、士別市職員の室政敬氏は言う。 (以下略)