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昨年に警察が容疑者を逮捕、書類送検した児童虐待事件は300件(前年比1.0%増)で、統計を
取り始めた99年以降で最も多くなったことが、警察庁のまとめで分かった。虐待で死亡した児童は
37人(同37.3%減)だったが、死亡を含めた被害児童数は315人(同0.3%減)と前年並みの高水準
が続いている。
検挙件数が増えたものの死者は減少したことについて、同庁は「児童虐待が社会的に知られるように
なり被害通報が増える一方で、児童相談所などとの連携が強化され、対応が迅速になったためでは
ないか」としている。
一方、昨年の児童買春・児童ポルノ事件は1914件(同14.1%減)だったが、児童ポルノの被害児童は
304人(同20.2%増)で増え、子どもが犯罪に巻き込まれる厳しい状況が続いている。
同庁によると、児童虐待の被害児童315人の態様別では▽暴行、傷害などの身体的虐待224人
▽わいせつ行為など性的虐待69人▽育児の怠慢、拒否22人。年齢別では1歳未満が47人
▽5歳児25人▽3歳児24人--など低年齢の児童の被害が目立っている。
虐待の加害者と被害者の関係では、実母による犯罪が97人で最も多く、実父91人▽養・継父55人
▽内縁の父46人--など。
また、警察が容疑者を逮捕、書類送検した児童買春事件は1347件(同16.5%減)、検察庁など
への送致人数は984人(同13.7%減)。児童ポルノ事件は567件(同8.0%減)、送致人数は377人
(同7.7%増)だった。児童買春の被害児童は1160人(同12.5%減)だったが、児童ポルノの被害者
は304人(同20.2%増)と増えている。
一方、少年の刑法犯は10万3224人(同8.5%減)と4年連続で減少した。
ソース(毎日新聞) URLリンク(mainichi.jp)
図表=事件数の推移
URLリンク(mainichi.jp)
別ソース(MSN産経ニュース) URLリンク(sankei.jp.msn.com)
別ソース(東京新聞) URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)