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★元建設次官が9法人で役員 国交相、兼務見直し表明 '08/2/21
道路特定財源を原資にした事業を競争のない随意契約などで請け負っている
国土交通省所管の公益法人のうち、関東建設弘済会や道路新産業開発機構など
九法人の役員を元建設事務次官の鈴木道雄すずき・みちお氏(74)が
兼務していることが20日、分かった。
常勤で理事長を務める関東建設弘済会を除く八法人は非常勤で無給だが、
冬柴鉄三国交相は20日の衆院国土交通委員会で「社会的にはずいぶん多くに
天下っているという評価になるので、非常勤は辞めてもらう」と表明した。
民主党の三日月大造氏への答弁。
鈴木氏は1989年6月から旧建設省の事務次官。
退官後は旧日本道路公団総裁などを務めた。
現在は道路環境研究所や駐車場整備推進機構の理事長、道路緑化保全協会会長、
道路保全技術センター理事なども兼ね、いずれの法人も国交省職員の天下り先。
道路特定財源でやりくりする道路整備特別会計を通じた受注がすべて随意契約の法人もある。
三日月氏は鈴木氏の九法人での役員兼務について
「道路特会を所管していた元次官が多く兼任するのは不適切だ」と批判。
政府参考人として答弁した宿利正史国交省官房長は「一カ所を除き非常勤かつ無給で、
経験や知識を活用すること自体は問題ない」とかわしたが、冬柴国交相が兼務の見直しを言明した。
中国新聞 URLリンク(www.chugoku-np.co.jp)