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日本生活協同組合連合会(日本生協連)は20日までに、「CO・OPレンジで中華点心セット5種10個」から
有機リン系殺虫剤メタミドホスが検出されたと発表。この製品は、大阪市の業者が輸入、
販売しメタミドホスが検出された業務用冷凍食品「青島(チンタオ)ニラ肉焼まん」と
同じ中国・山東省の「山東仁木食品」の工場で製造されていたことが分かった。
関係者によると、点心セットの流通経路は肉まんとほぼ同じ。山東仁木食品の工場で製造後、
輸入会社「ニッキートレーディング」(大阪市)が輸入し通関、
両社の親会社の「ニッキーフーズ」(大阪市)が販売元になっている。
点心セットには、5種類の点心が入っているが「ニラ海老焼きまん」だけから最大で0.08ppmの
メタミドホスを検出。肉まんは最大で0.64ppmだった。農産物としてのニラの残留基準値は0.3ppmで、
ニッキーフーズは「双方とも、ニラに含まれていた残留農薬の可能性が高い」としている。
=2008/02/21付 西日本新聞朝刊=
2008年02月21日00時19分
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