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★スパイ衛星撃墜は20日夜にも、ハワイ西部に警戒海域設定
・制御不可能となり地球に落下、衝突する恐れのある米スパイ衛星の撃墜計画で
米政府は19日、破片が飛散する可能性があるハワイ西部の太平洋の海域を対象に
船舶や航空機に退避を促す警告を出した。
退避勧告の時間は、ハワイ現地時間の午後4時半(日本時間21日午前11時半)
からの約2時間半。地球に帰還中の米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル
「アトランティス」の着陸時間をにらんだ設定ともなっている。
ミサイルによる撃墜は早ければ20日夜になる可能性もある。1回目の挑戦で
失敗した場合、2回目のミサイル発射も検討している。
このスパイ衛星は2006年末に打ち上げられた直後、交信不能となった。
燃料として有毒なヒドラジンドラジンを積んでおり、撃墜は人口密集地域に
飛散し被害を与える恐れがあることを防ぐ措置ともなっている。
米軍はミサイル防衛(MD)技術を利用し、イージス艦から海上配備型
迎撃ミサイルSM3を発射する。
ソース/CNN
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