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>>293戦前回帰か?
噂の真相 一九九四年九月号 タレント文化人筆刃両断! 佐高 信
第59回 小和田 恒
しかし私は、小沢より、「結局、外務省は軍事力をバックに外交のできる国になり たいんだと思う。それで、危ないと言っている。
(第一次、第二次世界大戦の)ドイツ のように二度間違えるなよ」と反論する宮沢のほうが、ずっと信頼できる。
小沢と宮 沢を比較して、どちらが国際通かは明らかではないか。
雅子の父親でなければ小和田恒は現在の地位を得られたかどうか疑問があるとも言われているらしいが、
少なくとも彼が、戦後の日本より戦前の大日本に親近感を抱いていることは、
戦前からの右翼的思想家、安岡正篤の弟子だったことからも わかる。
終戦の詔勅に手を入れたとか、吉田茂や佐藤栄作、あるいは福田赳夫等、歴代首相の指南番だったとかいわれる安岡は
「ルソーは確かに天才であったが、意志薄弱な性的変態者であり、マルクスは利己主義者で弟は低脳であった」など、
極端な右翼的反共思想を展開した。また、ヒットラー全盛時代のドイツを旅行して、
向こうはヒットラーを神聖化するのに苦労しているのに、日本は黙っていても皇室を尊重する、と
“御真影”まで拝ませたことなど忘れたような主張をした。
防衛庁の佐々淳行ら、各省の幹部官僚と共に、小和田恒はこの安岡の教えを受けていたのである。
皇太子妃の父親として彼の発言が変に否定し難い力を持つことを私は恐れる。
ワイドショー に登場するタレントの父親としてだけ扱われるなら私の関知するところではないが……